presse de paris par AYUMI H AS E photograph パリ通信 N°_02 le printemps approche パリの春

サンマルタン運河でピクニック

3月。まだ寒さの続くパリですが、だんだんと温かな日差しを感じられる日が多くなってきました。小春日和で、ピクニックをするにはぴったりな日、サンマルタン運河には待っていましたというかのごとく、太陽を求める人たちが溢れかえっていました。飲み物を持って来て、ちょっと座っておしゃべりするだけの気軽なピクニックも好きです。

毎春恒例のパリマラソン

近年ジョギングを趣味とするパリジャンが増えているようですが、この日は皆本気です!約6万人が参加する大規模イベント!シャンゼリゼ大通りをスタートして、パリ市内を東西に横断します。海外からの参加者も多いみたいですので、日本を代表してエントリーしてみては!?

カラフルで
みずみずしい果物たち

イチゴが山積みされている果物屋さんを通り過ぎると、やはり春を感じずにはいられません。中でも人気なのが、この写真の品種「ガリゲット」。食べてみると中の果肉まで真っ赤で甘さがとても強いです。イチゴはフランス産だけでなく、少しお値段低めのスペイン産やモロッコ産も見かけます。

モンマルトルの子どもたち

モンマルトルのサクレクール寺院のすぐ裏手にあるこの公園は、観光客の人も来ない、地元民の憩いの場所。私たち家族も頻繁に訪れます。この日は暖かくて桜も開き始めていました。子供たちも青空が嬉しそうです。フランスでは、ちらほら街中で桜を見かけますが、日本のように一堂に植えられているわけではないので、日本のお花見はとても贅沢だなぁと感じます。

凱旋門に上ってみました

この日は、珍しく夫とシャンゼリゼの近くでランチをしたので、帰りに久しぶりに凱旋門に上ってみました。ここから見るエッフェル塔は、とても綺麗ですので、観光でいらっしゃる方にはオススメです!パリ生まれの生粋のパリジャンな夫ですが、初めて凱旋門に上ったとのこと。近くにあると、逆に行かないものですよね。

春らしい壁紙で気分転換

フランス人は、自分の家をカスタマイズするのが大好き。壁紙を貼るのはフランスでは、気軽でメジャーな、お部屋のイメージチェンジのようで、それがたとえ賃貸の家でも問題ないようです。我が家の向かいにも素敵な壁紙屋さんがあります。今回は春らしいグリーンの壁紙を選んでみました。

一家に一つ。籠バッグ

籠のバッグは、日本では夏に女の子が持つイメージがありますが、フランスでは、季節も老若男女も関係なく、普段から買い物に行くときに使います。
マルシェで、古そうな籠を持ってお買い物しているフランス人を見ると、ものを大切に使い続ける彼らのエスプリを感じます。私も春らしい可愛い籠のバッグを見つけたので、これから使うのが楽しみです。

長谷 鮎美
Ayumi HASE

仙台市生まれ。(株)資生堂でスタジオカメラマンとして勤務後、独立。2010年渡仏。パリを基点として雑誌広告、ウェディング撮影等、幅広く活動中。現在はフランス人の夫と2歳の息子とパリ・モンマルトルにて3人暮らし。ガーデニングと日曜大工が趣味。
www.ayumihase.com