vol.25 「旅先で見つけたもの-ギリシャ後編」
文:山本ゆりこprofil

コーヒー牛乳を思わせる懐かしい味

ひと目惚れしてしまったギリシャ国旗のクッション

プラカ地区にあるタベルナ

一番かわいかったオリーブのオブジェ

a. スイーツ[13]/カフェフラッペ 【photo】
ギリシャはとても暑い国なので、水分補給のためでしょうか、コップが普通の1.5〜2倍はあってその大きさに驚きました。オープンエアのカフェでみんながこぞって飲んでいたのがこれ。カフェフラッペといって、コーヒー牛乳を思わせる懐かしい味です。半分くらいが細かい泡の粒になっていて、下の液体の部分と2回に分けて楽しむことができます。甘味が結構強く、後から調べてわかったのですが、この甘味の正体はコンデンスミルクだとか。その他、ギリシャにはトルコから入ってきたと思われる伝統的なコーヒーがあって、長い柄のついたbrikiブリキとよばれる独特のミルクパンのようなもので煎れます。そして、ギリシャコーヒーも最初から砂糖を入れて煮出します。カフェフラッペやギリシャコーヒーの甘味は、旅の疲れを吹き飛ばし、また歩くパワーを与えてくれるのです。

スイーツ [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12]
 

b. ヨーロッパの雑貨[5]/ギリシャの国旗のグッズ 【photo】
フランスやイギリスの国旗はもう飽きてしまったし・・・、ヨーロッパの国旗でかわいいな、と気になっていたのがフィンランドやスイスの国旗。スイスは特に国旗グッズがとても充実していて、何気ないお土産屋さんに売っているボールペンやマグカップ、お財布などがとびきりかわいかったりします。大好きな青&白で構成されたギリシャの国旗も気になっていました。案の定、アテネ市内のお土産屋さんにはギリシャの国旗のグッズがいろいろあって目移りしました。Tシャツ、布バッグ、大きさ違いの旗等々・・・青の色の感じがモノによって少しずつ違っているので、その違いでずいぶんと印象も変わってきます。裏通りの寝具屋さんのショーウィンドウで見つけた国旗クッションは、スーツケースに余裕があったら持ち帰りたいくらいのかわいさでした。

ヨーロッパの雑貨 [1] [2] [3] [4]
 
c. ヨーロッパのカフェ・スタイル[5]/ギリシャのカフェレストラン 【photo】
伝統的なギリシャ料理が食べられるお店をタベルナΤαβερυαといいます。ギリシャのレストラン(レストランはギリシャ語でエスティアトーリオΕοτιατορειοといって、真っ白いテーブルクロスがかけられ、値段はやや高め)よりも、手軽に地元の料理を食べることができます。ギリシャの人は夜8:00頃からタベルナで料理やお酒を楽しむのだとか。プラカ地区にはタベルナもたくさんあり、そのほとんどが同じ通りに密集しているので迷ってしまいます。テラスのテーブルで、食事をしている人のお皿がとてもおいしそうだったタベルナを選んでランチを。炭火で焼いたピタパンと羊の肉には、グリーンの濃いオリーブオイルがかかっていました。フェタチーズがのったギリシャ風サラダにもオリーブオイルとハーブが。そして、たっぷりとレモンを搾っていただきました。
ヨーロッパのカフェ・スタイル [1] [2] [3] [4]
 
d. ヨーロッパの雑貨[6]/銀製品 【photo】
ギリシャのお土産屋さんには銀製品や銀のアクセサリー屋さんが点在しています。お土産感覚で買えるチープなものから、手を出すには勇気がいるくらい高価なものまであって、ペンダントヘッドやピアスなど、今までに見たことのない十字架のフォルムに目が吸いよせられました。奮発して大切な友達のお土産にもいいかなと思いました。もう1つ、銀製品で気に入ったのは、ローリエ(月桂樹)の葉やオリーブの木の形をしたオブシェ。中には本物の木が入っていると聞いてビックリしました。ざっくりとしたローリエよりも、オリーブの輪っかのほうが、葉っぱのつき方などのバランスがとてもよくて、いくつも見てまわりました。
ヨーロッパの雑貨 [1] [2] [3] [4] [5]
 

※ブック[1]やスイーツ[1]のように、各ジャンルの後ろについた数字は今後、 同じジャンルでの紹介が[2]、[3]・・・と続く予定です。

 
■rapport
2/19(土)〜26(土)まで、吉祥寺の「ギャラリーFeve」さんで行われた山本ゆりこさんの “フランスのボウルと小さな物産展”の様子です。今回は六耀社から出版された新刊『カフェオレボウル』の発売に合わせ、フランス各地のボウルを地方別に紹介。地方色豊かな工芸品や食べものも展示・販売されていました。
     

クレープで有名なブルターニュ地方は、陶器のほかにも食塩やバター、繊細なレース編みなど、心惹かれるものがいっぱい。
 
オリーブやミモザを思わせる美しい色合いが魅力のボウルはプロヴァンス地方のもの。
 
アルプス山脈の麓に位置するサヴォワ地方の焼きものは、ぽってりとした形、グリーンや褐色の水玉模様が特徴。


↑フランスの南西部・バスク地方は織物でも有名。ストライプのキッチンクロスはきれいにディスプレイされて販売もしていました。
フランスの地方をめぐる旅を終え、階段にはフランスの国旗をイメージしたトリコロールのカフェオレボウルが。
◆発売中新刊のご案内
『カフェオレボウル』
山本ゆりこ著/六耀社刊
A5版117ページ ¥1,575(税込)
『チーズケーキの旅』
山本ゆりこ著/女子栄養大学出版部刊
A5版128ページ ¥1,680(税込)
*全国の書店で好評発売中です!

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