vol.1 Biarritz(ビアリッツ)
  みなさんバスク地方をご存じでしょうか。バスクはフランスとスペインの国境をまたがる7つの地域のことをさします。まずはキャトル・セゾンがなぜバスクを訪れることになったかをお話しましょう。もともとパリ生まれのキャトル・セゾンは、フランスにまつわる生活雑貨を今まで数多く紹介してきました。そして商品にはフランスの各地方と密接な関わりをもつものがあります。今季のアイテムで人気のエスパドリーユやボーダーのTシャツ、以前に展開したベレー帽や寸胴のボデガのグラス…これらはバスク由来のもの。バスクといえば、長尾智子さんの「わたしとバスク」が出版されてからというもの、注目が集まりはじめた地方です。スタッフもずっと気になっていた町でした。
「今年はバスクのアイテムが揃うね」「バスクは織りの素敵なクロスがあるよ」「バスクフェアができる?!」ミーティングでふと生まれたこんな会話から、まずはバスクへ行ってみよう!ということになりました。
ボデガのグラスとバスク織りのクロス
バスクへの旅でもっとも印象に残ったのは、おいしい郷土料理でした。そしてそれらを引き立てる、ていねいにつくられたバスクリネン。私たちが感じたことをこのレポートでお伝えするとともに、ショップでは買い付けたリネンを中心に、7月にバスクスタイルの提案をしたいと思います。    
赤土のオーブンウェアによく似合う煮込み料理 バスクで暮らす人々は自分の土地をとても愛している
  空港に降り立って最初に訪れたバスクの街はビアリッツ。パリから移動してきたので、町並みの違いにビックリ。壁の色はとてもシンプル。ベージュや白か落ち着いた色の赤、緑。建物の色はその土地の風土を表しているような気がします。「派手でなくてもいい、大切に暮らしたい」そんな思いが町中にあふれているかのようです。  
空港から車を30分ほど走らせた小さな町 建物はみな自然と調和した色使い
これらの素朴な町並みの写真からは想像しがたいかもしれませんが、海に面したビアリッツは実はフランスでも有数の高級リゾート地なのです。また一方サーフィン発祥の地としても知られ、夏のビーチは各国からの旅行者で大変な賑わいだそうです。私たちが訪れたのは真冬の1月。土地のみなさんから、なぜこの時期に?という視線が投げかけられたのは言うまでもありません…。    
冬は冬でのんびりとして素敵です 赤の壁に白い窓枠がかわいい初日のプチホテル
    ビアリッツはほんの少しの滞在だったので、ホテルのインテリアをご紹介。部屋のコーディネートがそれぞれ異なるのはプチホテルならではです。私のはブルーで統一された素敵なお部屋。生成りにスッキリとしたブルーラインのカーテンはいかにもバスクといった感じでしたが、ベットには小花プリントのキルト。寝具には肌触りのやわらかなキルトを使い、バスクリネンは主にキッチン周りやカーテンに使うことが多いそうです。
ホテルLa maison du Lierreのエントランス 旅の疲れを癒す居心地のよい部屋
  食堂へ向かうと…ひときわ目をひくバスクリネン!カーテンやテーブルクロスの色遣いが印象的です。そしてバスクリネンと同じくらいに旅の間あちこちで見かけたのが、栗の木で編まれたバスケット。テーブルに運ばれるバゲットは、必ずといっていいほどこのバスケットに入っていました。
この町で一泊したあとは、いよいよ今回の旅の一番の目的サン・パレでの工場見学です。
 
カーテンのいさぎよい赤いラインはインテリアの大きなアクセント バスクリネンの上には栗の木のバスケット
   
ビアリッツのマルシェは午前中は毎日開いています いたるところにバスクカラーの赤と緑 みんな大好きなガトーバスク
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