毎年恒例、秋のフリーマーケット
秋のパリは過ごしやすい季節。日がまだ長く天気も良いので、沢山のイベントが開催されます。
こちらは毎年９月に我が家の通りで行われる「ヴィド グルニエ」日本でいう蚤の市です。
この時期は、やっている地区が多いので、もし旅行でパリにきて出くわしたらラッキーですね！
食器や雑貨など、古いけど可愛らしい物が数ユーロで売っていたりします。
新年度がスタート
９月は新学期。それに合わせ入園入学グッズが店頭に並びます。日本のランドセルにあたるのがこちらの「カータブル」いろんな柄や色があります。ちなみにフランスでは幼小中高とも制服はありません（お隣イギリスでは幼稚園から制服を着る文化ですが）。小さな頃から自分で身につけるものは自分で決める、自由の国フランスならではですね。
友達の結婚式にお呼ばれ
とある秋の日、友人の結婚式でパリ近郊の町にあるお城にやって来ました。フランスでは、メリー（市区役所）で結婚式をあげた後に、どこかの会場へ移動してパーティーをするのが一般的な流れ。予算があるカップルは、このようにお城を貸し切って、アペリティフ、ディナー、そして夜中まで歌って踊って、さらに翌日まで皆でとことんお祝いをします。
車もバイクも禁止デー
パリで近年深刻になっている大気汚染に反対する意味で、数年前から始まったのが年に一度の「自動車禁止デー」。今年は第３回目の１０月１日。丸一日パリ市内ほとんどの道を車が走れません（救急車、タクシー、バスを除く）。この日はあえて普段は車が沢山通っているリヴォリ通りのど真ん中を歩いてみました。自転車も気持ちよさそうです。
さまざまな種類のチーズ
フランスの秋といえば美味しいものが沢山！マルシェを歩くのも楽しい季節です。この日は珍しいチーズを発見。こちらの緑のチーズはバジル入りのチーズ。乾燥トマト入りの真っ赤なチーズも。秋らしいチーズといえばトリュフが入った贅沢な物もあったりします。このような大きなチーズは注文するとその場で切り分けて、量り売りしてくれます。
モンマルトルのブドウ収穫祭
毎年１０月に行われるFête des vendanges（ブドウの収穫祭）。モンマルトルには小さなブドウ畑があり、ここで作られた希少な「モンマルトル産ワイン」を味わえる他、各地方から集まるワイン生産者達の新作も味見できます。この日はワイン通の友達夫婦と一緒に訪れ、おすすめを購入！生産者さんから聞けるお話も貴重で毎年楽しみなイベントです。
秋のシャルトルへ小旅行
この日はパリから電車で１時間、シャルトルという町に日帰り旅行です。ちょうど紅葉が終わり地面は黄色い絨毯に。世界遺産にもなっている大聖堂があり、丘の上からの景色が美しい町です。パリとは全然違うフランスの古い建物や景色に出会えます。地元の食材店を覗いたり、旧市街の遺跡を見て歴史を勉強したり、有意義な一日となりました。
長谷 鮎美
仙台市生まれ。（株）資生堂でスタジオカメラマンとして勤務後、独立。2010年渡仏。パリを基点として雑誌広告、ウェディング撮影等、幅広く活動中。現在はフランス人の夫、２人の息子たちとパリ・モンマルトルにて４人暮らし。ガーデニングと日曜大工が趣味。
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