キャトル・セゾンが日本にオープンして以来のロングランの陶器シリーズ「ポワンブルー」。このポワンブルーをずっと作り続けてくださっているのは、南仏プロヴァンス地方にある<アトリエ・デュ・サージュ>。山にかこまれたこの一軒の小さな工房を訪れました。

のどかな景色が広がります。山道のあいだには澄んだ小川。
  工房が見えてきました。一度は通りすぎてしまったほど、こぢんまりとしています。
     

エントランスを入ってすぐは、南仏らしい色鮮やかな商品や試作品などが並ぶショップスペースになっています。案内してくれるのはオーナーのゲランご夫妻、ソフィーさんとフランソワさん。
  ショップの奥はアトリエに通じています。さっそく中を見学。
絵付けをするスタッフの女性。ふだんは6人の職人さんが働いているそうですが、休暇が重なって今日はふたり。

これからキャトル・セゾンの商品の絵付けを特別に見せていただけることになりました。

<ポワンジョーヌができるまで>
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木製の作業台やスツール、漆喰やタイルの壁、ホウロウのランプ。アトリエはそんな素材であふれていて、それらの使い込まれた様子はまるでアンティークに囲まれているようで、このアトリエをとても居心地のよい空間にしていました。  
余分な土は手でポキポキと折り取る。
<アトリエ・デュ・サージュ>もそうですが、このモンテリマール周辺は、陶器の生産がさかんな町が数多くあります。となり町のデュルフィもそのひとつ。フランソワさんに、南仏の特産品などを集めたお店へつれていってもらいました。ここでは鮮やかな色使いのクロスや陶器、オリーブオイルやシロップの量り売り、オリーブの木をくりぬいて作ったキッチンツールなどを扱っています。
デュルフィにある<アトリエ・デュ・サージュ>の直営店。プロヴァンスに3店舗あります。
<アトリエ・デュ・サージュ>のように手仕事の多い陶器メーカーはフランスでも少しずつ減ってきているそうです。丈夫で形も均一なものを機械で安価に大量生産できる時代に、こういった仕事を続けるのは大変ではあるけれども、だからこそ大事にしていきたいのだとフランソワさんは仰っていました。

キャトル・セゾンに並ぶポワン・ブルーは、ふたつとして同じものはありません。青いラインの太さが微妙に違うのも、ほんの少し土の厚みが違うのも、人の手による仕事が加わった証なのです。<アトリエ・デュ・サージュ>の器には、料理をおいしく見せ、食べる人の気持ちまであたたかくしてくれる不思議な魅力があります。そんなふうに感じられるのも、太陽に恵まれた南仏のすばらしい気候の中で、作り手の思いが器のひとつひとつにたっぷりと込められているからなのでしょう。

【番外編】 HOTEL LE PRINTEMPS
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<アトリエ・デュ・サージュ>の新しいシリーズ「ノワール」。プロヴァンスの陶器にはめずらしく、黒を使用したモダンなデザインです。キャトル・セゾン全店にて、9月より展開しています。

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