パリ滞在を終え、柳の産地・Fayl-billot(ファイユ・ビヨ)へ。メトロ生活から一転して、これからは車での移動です。
キャトル・セゾンの象徴ともいえる柳のカゴ。これらをひとつひとつ手づくりしてもらっているメーカーを訪ねます。



町に入るとVANNERIE(かご製品)と掲げられたお店があちこちに!
  車から見ることのできる大きな看板。
その町を象徴する特産が描かれています。
美しいデザインで統一されており、ドライブ中に見つけるのも楽しみのひとつ。

VANNERIE DELAMOTTEのオフィスに到着。
1856年に創業した、長い歴史をもつ柳のメーカーです。
現在、職人は18人。

案内してくれたのは、デザイナーのValérie DELAMOTTEさん。

受付には昔のバスケットなどが展示されています。
この3つもそうですが、これだけの技術を持った職人がいなくなりつつあるという理由で、作れなくなってしまったカゴもたくさんあります。


キャトル・セゾンでも販売している一本手付きのバスケット。山のようなストック。

続いて、この町にあるフランス唯一の国立柳学校を案内してもらえることに。フランス国内だけでなく海外からも生徒が集まります。ほとんどの生徒は、卒業すると見習い修行を経て、職人として独立するそうです。

<ECOLE NATIONAL DE VANNERIEを見学>
※クリックで別ウインドウが開きます


学校の柳畑。教材用に100種類近くの柳を育てています。
太さや色もさまざま。作るアイテムやパーツによって使い分けをします。

柳は
1月〜2月 刈り取り
3月〜4月 余分な枝葉を落とし、水につけてさらに生育
5月〜6月 皮をすいて、乾燥
という工程を経て編まれます。
年にたった1度しか収穫できないフランス柳は、ずっしりと重みがあり、丈夫で割れにくいという特徴があります。

続いて職人の皆さんに、それぞれの工房と作業の様子を見せていただきました。

<工房を見学>
※クリックで別ウインドウが開きます

フランスの柳製品が母から子へと代々受け継がれる理由、ひとつのカゴをつくるのにどれだけ長い時間が費やされているのか、職人の数が年々減っていることなど、たった一日の取材ではありますが、実際に自分たちの目で見ることで多くのことがわかりました。
柳の学校を見学したときにもはっきりと感じた後継者不足の問題に、私たちは少なからず衝撃を受けました。日本でも同様のことがおこっていることを考えると、地方ならではの伝統工芸の継承は先進国であればあるほど難しくなってきているのかもしれない・・・などと考えさせられた一日でした。このVANNERIE業がフランスで見直され再び活気づくことを願って止みません。フランス柳の魅力をこれからもより多くの方に伝えていくことを、キャトル・セゾンは遠い日本からささやかながら続けていきたいと思いました。

柳の学校で教材として展示されていたバスケットと同じものを、キャトル・セゾンのアニバーサリー記念につくっていただけることになりました。パリのモンマルトルで選んだ小花柄の生地が内側についています。
<アニバーサリー・バスケット>限定45個  *販売は終了しました。
税込価格 \50,400
サイズ 幅29×奥行22×高さ14.5cm (持ち手部分含まず)
内生地 (ベージュ×ブルー/ ブラック/ ホワイト×ブルー)
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